

Hondaには「失敗を恐れず、未開拓の創意工夫を心がけよ」という風土があり、自らのハードルを高く掲げ、難題を解決していくことが成功の糧になるという考え方のもと常識にとらわれない独創的な商品群を生み出しています。また常に高品質なモノづくりを追求し、全世界最適の視点に基づく生産機種の配置や、市場の変化にフレキシブルに対応できる完成車・部品の供給ネットワークの構築など、新しいグローバル生産体制の具現化を推進しています。

世の中にある製品、これから登場する製品、普段何気なく目にするものでも、登場よりはるか以前から脈々と続けられた研究の成果によるものが多くあります。既存製品の目につきづらいモデルチェンジであっても、実は膨大な量の研究によって成し得たということも多いのです。
Hondaは、未踏の地に進んで価値を創造する“先進創造”の精神を貫いています。こうしている今も、太陽電池の量産化研究、環境を考慮しつつ走る喜びも提供できる次世代パワートレイン、さまざまな応用先が期待されるイネゲノム、人の特性を考えた安全技術など、製品として日の目を見るには、まだ多くの時間が必要となる数多くの研究が進められています。
積み上げてきた研究が、実を結んだものも数多くあります。創業以来の夢である空のモビリティは、いよいよ現実味を帯びてきました。小型ビジネスジェット「Honda Jet」は2010年のデリバリー開始に向けて始動。2006年10月に受注を開始しました。2足歩行ロボット「ASIMO」も、統合制御機能を手に入れ、人に合わせた行動、時速6kmでの高速走行など、“人のパートナー”という夢に向けて歩み続けています。

日本で受けられるサービスや製品の品質を、世界のどこの国でも受けられるようにする。簡単なように聞こえますが、実は非常に難しい問題が多々あります。Hondaは“世界共通品質”を掲げ、全従業員の情熱と信念の元、この課題をクリアすべく、日々対策を進めてきました。
Hondaの海外進出は1963年、ベルギーにおける二輪車生産でスタートを切りました。それ以降も、1982年にアメリカで日本の自動車メーカー初となる乗用車の現地生産を始めるなど、先駆的にグローバル化を推進しています。
サービスを含めた世界共通品質へのこだわりから、生産拠点だけでなく、研究開発から販売までの一貫した機能を各地域に配置。激しい変化に対応できるグローバル体質を築き上げてきました。さらに生産体質の改革を世界規模で進めて作業工程をユニット化したことにより、大幅な品質向上と作業時間短縮を実現させました。今後もHondaは、信頼を得られる「品質」の保持・向上をはかりつつ、真のグローバライゼイションの進展を目指していきます。