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Hondaの仕事

技術系 品質監理法規

日々変化する世界各国の環境安全法規情報を収集・分析して社内へ伝達し、Honda製品の法規適合性維持活動の支援を行うのが認証法規部 法規管理室の役割です。

部門の役割

Hondaの2輪・4輪・汎用製品を、世界各国のお客様のもとへお届けする際には、その国の環境・安全に関する法規制を満足させることが最低限の条件となります。世界各国の行政当局は、当該国の道路環境・大気汚染状況などを改善するために、さまざまな環境安全法規制を作成しています。日々変化する世界各国の環境安全法規情報を収集・分析し、社内へ伝達し、Honda製品の法規適合性維持活動の支援を行っています。

※環境法規:製品から排出される排気ガスの規制などを指します。
※安全法規:ブレーキ、ランプなど製品の安全装置に関する規制を指します。

人材を募集する理由

ビジネスが地球規模へ拡大するにともない、法規の専門家がさらに必要になっています。
Hondaは現在、世界6極体制を敷き、地球規模でのビジネスを一層推進しています。それにともない、各国での法規情報を入手し、Hondaの製品づくりに反映させていく業務も世界中をカバーしていかなければなりません。環境や安全に対するルールは時代に応じて各国で絶えず改正され、非常に複雑・高度なものとなっています。こうした状況に柔軟に対応するべく、今回、新たな人材を広く募り、組織を強化していきます。そして、法規の専門家を養成し、ナレッジを次代へとしっかり継承していきたいと考えています。

具体的な業務内容
A 法規情報の収集
世界各国の環境安全法規情報を収集します。
B 法規情報の分析
入手した法規情報を分析し、正しい法規解釈を行うとともにHondaへの影響の有無などを確認します。
C 法規情報の落とし込み
社内関係者へ法規内容を理解してもらうために、法規情報説明会等を行い、法規要件を正しく伝達します。
D 当局法規渉外活動
法規内容の修正が必要な際はHondaの見解をとりまとめ、当局との折衝・渉外活動を行い、法規改定に向けた活動を行います。
E 業界活動
2輪・4輪・汎用製品の関連業界団体のメンバーとして業界としての意見を行政へ伝える活動に参加します。
この仕事の醍醐味 法規の面から、Hondaの製品づくりをイニシアチブをとってリードしていく。異文化との接触や、海外政府高官との折衝など、貴重な経験が得られるのも魅力。

どんなに優れた技術が駆使されていようと、法規をクリアしなければ、Honda製品を世の中に送り出すことはできません。そうしたモノづくりの根幹を成す重要な役割を担うのが、この法規管理室。自らイニシアチブをとって、各国から収集した情報を社内に伝達し、研究所・営業・サービス・製作所などの関係各部署と連携しながら、製品づくりに関与していく。そこに仕事の大きなやりがいがあります。部署名からはあまりイメージできないかもしれませんが、Hondaが掲げる理念である「三つの喜び」、すなわち「買う喜び」「売る喜び」「創る喜び」を、法規対応業務を通して存分に味わえる仕事です。

業務のスケールがグローバルなのも、法規管理室の醍醐味のひとつです。安全や環境に法規は、各国の文化や生活習慣が大きく反映されます。たとえばインド。同国では、道路上に自動車のみならず、自転車・歩行者・牛やラクダなどの家畜も往来する場所が多いため、自動車や2輪車のドライバーは自分の存在を周囲に知らせるためにホーン(クラクション)を常に鳴らしながら走行するのが習慣となっています。このため、ホーンに関するテスト基準が、たとえば日本であれば5万回の利用に耐えればOKのところ、インドでは10万回に耐えうる性能が要求されるなど、お国柄を映し出したものになっています。こうした文化の違いを、法規制関連の仕事を通しリアルに感じることができることもたいへん刺激的です。

また、法規に関する渉外活動においては、当該国の政府高官との折衝の場に参加するなど、他ではなかなか味わえない貴重な経験も数々得ることができます。ビジネスパースンとしてのキャリアを大きく拡げることのできる場です。

求める人材 好奇心旺盛で、コミュニケーションが好きな方なら、どなたにも門戸を開いています。

法規や技術に関する専門知識は、特に求めてはいません。情報を自分の手で収集し、周囲に伝えていく力、好奇心が豊かで異文化とのコミュニケーションを厭わない方、そして何より、自動車が好き、Hondaが好きな方であれば、どなたにも機会をご提供します。もちろん、語学が堪能であったり、あるいは自動車に関する電気工学や機械工学の知識、リサイクルや有害物質にまつわる化学の知識をお持ちの方であれば、大いに歓迎します。

マネージャーからのメッセージ 法規に関する仕事は、「新聞記者」でもあり「コンサルタント」でもあり「弁護士・検事」でもある。変化に富んだ、たいへん面白い仕事です。 認証法規部 法規管理室 室長 金澤 利彦
法規管理室での業務は、実はさまざまな職業の要素を含んでいます。たとえば、各国にアプローチして法規に関する情報を収集・分析する「新聞記者」、法規に沿った製品づくりを社内に提案・指示する「コンサルタント」、さらには、法規に則っていない場合には断固として正す「検事」……本当にいろんな「顔」を持っているのです。私自身はもう20年ほどこの業務に携わっていますが、毎回案件ごとに遭遇するシーンが異なり、非常に変化に富んだ仕事ですので、まったく飽きることはありませんね。海外出張も、アフリカを除けばほとんどの国や地域を経験しました。過去にはベルギーに3年ほど駐在したことも。海外で仕事がしたいと志す方にとっても、チャンスは多いと思いますね。

写真:認証法規部 法規管理室 室長 金澤 利彦Hondaは、従業員に大胆に権限を委譲する文化を持った会社。私も若いうちから、担当する国についてはすべてを任され、現地での情報収集や党局との折衝、さらには社内へのディレクションまで、自分の裁量で仕事をさせてもらってきました。法規管理室では、課員一人一人に、法規が提案決定され製品へ反映されていくまでのプロセス全体に関連する業務が委ねられます。やりがいは大いにあると思います。この仕事に興味をお持ちの方は、ぜひアプローチしてください。