特許・実用新案・意匠・商標・著作権などHondaのすべての知的財産について管理・運用する部門です。知的財産部門は、ブランド管理・生産技術特許出願・技術提携・技術契約・係争・特許訴訟・意匠・商標および知的財産管理を扱う本社知的財産部と、四輪・二輪・汎用・基礎研究の開発の現場において、出願調査を行う研究所特許技術課に分かれています。

知的財産の仕事は、法律と最先端の技術の接点上にある権利を取得し、管理し、技術取引をし、各事業においてライバルとの競争に勝てるようにすることが部門の役割です。


特許・実用新案・意匠・商標など、Hondaの中で発生する知的財産の抽出や出願手続きを行います。また、日本で出願した権利を外国に出願する手続きも行います。
研究開発プロジェクトのメンバーとして、新しい技術の開発に際し、他社の特許調査とともにHondaの出願を抽出し、権利化します。そのためHondaの最先端情報を常に所有し、さらに方向性を決める重要な位置づけを担います。
特許審査請求、年金維持管理など全世界における知的財産管理を行います。
海外発生の知的財産も含めて、Hondaの知的財産が適切に企業活動を保護するように、維持管理します。日本及び海外の特許庁への手続き対応を行い、また各国の法改正情報を入手する情報機能も備えています。
技術提携・技術援助・研究開発委託・共同開発・ライセンスなど技術関連契約は、知的財産部で行います。
他社との技術提携を行う場合、Hondaの技術が客観的にどのような位置付けになっているのかという情報がスタートになります。その前提としてHondaの技術を知的財産にして保護しておくことが必要であり、また取引条件の設定が契約後にどのような知的財産ポートフォリオをもたらすかを考慮しなければなりません。
このように技術取引契約においては、契約条件作成、交渉、評価も含めて知的財産部門が行っています。
知的財産に関する他社との技術論争、知的財産の侵害訴訟などを扱います。
世界中で企業における知的財産の重要性がいわれていますが、その具体的な表われ方は、権利侵害の場合の熾烈な戦いです。Hondaは原告でもあり、ときには被告でもありますが、係争訴訟に勝ち抜いてゆくには、強力な知的財産を所有していることと、技術論争、訴訟テクニックの知識と経験があることが必要です。