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データサイエンティスト

主な職務領域

Hondaのデータサイエンティストは、車両から得られる膨大なデータを分析・活用する役目を担っています。主なデータの活用先として、「自動運転・運転支援システム」と「コネクテッド・モビリティサービス」があります。

自動運転・運転支援システム開発

Hondaは「2050年に交通事故ゼロ」の実現を目指して、自動運転・運転支援システム開発を進めています。自動運転・運転支援システムを進化させるには、膨大な走行データを収集・分析し、認識技術の開発やAIの機械学習に活用していく必要があります。

以前のHondaでは、データ分析を社内の別部門や社外ベンダーに依頼していましたが、分析の質やスピードを向上させるため、開発部門の中にデータ分析組織を立ち上げました。現在は内製でのデータ分析を基盤として、自動運転・運転支援システムの開発に取り組んでいます。

業務内容の例

  • 実車テストデータ、プローブデータの分析・価値創出
  • シミュレーションデータ分析(MILS開発運用、AD/ADASの機種開発に向けた支援)
  • 他部門・社外ベンダーとの連携 など

仕事の魅力

  • 最先端の研究開発:各社による開発競争の激しい領域であり、最先端の技術に触れる機会が多い
  • 影響力の大きさ:自分の分析結果が世界中で活用され、社会に大きな影響を与えていることを実感できる
  • 多様なデータの活用:クルマだけではなく、バイクや航空機など多彩なモビリティのデータ活用に携われる可能性がある
  • グローバル:海外のHonda拠点、大学、企業と連携したグローバルな研究開発に挑戦できる

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コネクテッド・モビリティサービス開発

車両から収集・分析したデータは、車内外の様々な製品・サービスに活用されています。

特にHondaが注力しているのが、運転者だけでなく歩行者も含めたすべての交通参加者がつながる「安心・安全ネットワーク技術」です。路側カメラ・車載カメラやスマートフォンを通じて得た情報からリスクを先読みして検知し、運転者と歩行者に知らせることで交通事故を未然に防ぐ仕組みを目指しています。

その他、モバイルアプリなど既存サービスにおけるデータドリブンな運用・改善の推進や、データを活用した新規サービスの企画にも取り組んでいます。

業務内容の例

  • 車両・歩行者の状態・移動に関するデータの分析
  • アプリ・サービスの利用データの分析
  • データを活用した新規サービスの企画 など

仕事の魅力

  • 多様なデータの活用:クルマの走行データだけでなく、バイクなど他のモビリティから取得したデータ、モバイルアプリのユーザーデータなど、多様なデータを扱える
  • 幅広い事業領域:事業・サービスの領域が幅広いため、自動車業界の経験だけでなく、Webサービスの開発やSIerなどの経験も生かせる
  • 活用の自由度:柔軟な発想と広い視点で、課題解決に向けたデータ活用の方法を考えられる

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