IT
セキュリティエンジニア
主な職務領域
Hondaにおけるセキュリティエンジニアの仕事は、顧客向けの「コネクテッドサービス開発」におけるセキュリティ対応と、「社内セキュリティ推進」に大きく分けられます。入社後は希望と適性次第で、両方の領域をまたいで柔軟なキャリアを築けます。いずれは事業・部門や全社のセキュリティ戦略を担うポジションを目指すことも可能です。
コネクテッドサービス開発
クルマのIoT化が進んで様々なものとつながるようになったことで、サイバー攻撃による脅威のリスクも高まっています。コネクテッド技術が人々の安全を守りながら進化を続けるためには、堅牢なセキュリティが欠かせません。
Hondaでは、セキュリティエンジニアも開発チームの一員としてプロジェクトに参画することで、製品・サービスに深く結びついたセキュリティ対策に取り組んでいます。
業務内容の例
- セキュリティ対策技術の戦略策定
- 脆弱性診断・脅威分析
- セキュリティ仕様の設計・構築・テスト
- セキュリティポリシーの作成・展開
- セキュリティ基準に準じた開発プロセスの構築
- セキュリティに関する渉外・標準化活動 など
仕事の魅力
- 未踏の領域への挑戦:まだ前例の少ない領域のため、業界のスタンダードを目指せる
- 開発との深い関わり:開発チームの一員として、製品・サービスと深く関わっていける
- IoT技術の習得:セキュリティ知識だけでなく、IoT関連の技術・知識も身につけられる
- 幅広い事業領域:クルマだけでなく、他のモビリティやエネルギービジネスなど幅広い事業に携わるチャンスがある
- 影響力の大きさ:年間約2800万台のモビリティを生産する企業で、影響力の大きな仕事ができる
- グローバル:海外拠点のセキュリティチームとの連携など、グローバルでの仕事に挑戦できる
社内セキュリティ推進
Hondaは海外売上高比率が8割を超えており、世界での競争力を高めていくためにも、グローバル全体でのセキュリティレベルの維持・向上が求められています。過去にサイバー攻撃の被害を受けたこともあり、その対策として社内にセキュリティの専門家を擁する体制の強化を進めています。
外部のサプライヤーと連携する開発プラットフォームを整備したり、現地法人・販売店にHondaのシステムを展開したりと、社内でのDX推進においてもセキュリティ環境の構築が重要になっています。
業務内容の例
- セキュリティ施策の企画・展開
- 法規や規格にもとづくセキュリティ対策の要件・導入計画
- 脆弱性対策・リスク低減を目的とした各種ツールの導入・管理
- グローバルセキュリティポリシーの運用・改廃
- 関係部署との調整・コミュニケーション など
仕事の魅力
- 責任の大きさ:世界中の多くのステークホルダーに影響する、責任の大きな仕事に携われる
- グローバル:海外拠点との連携など、グローバルな仕事に挑戦できる
- 多角的な視点:法務や人事など技術的な部門以外と連携する機会が多く、多角的な視点を身につけられる
- 広い知識と人脈:同業他社とのコミュニティが豊富にあり、広い知識と人脈が得られる