グローバル
世界に市場を求め、需要のある所で生産する
本田宗一郎は、創業から4年目にして「世界一であって初めて日本一となり得る」と語り、海外市場への挑戦を始めました。現在では売上収益の8割以上を海外が占めています。
Hondaのグローバル戦略の根本にあるのは「需要のある所で生産する」という思想です。バイク・クルマだけでなく、世界を飛び回る小型ジェット機「HondaJet」、北米・欧州を中心に展開しているロボット芝刈機「Miimo」、新興国の生活を支える発電機・ボートの船外機など、各地域の特性やニーズに合わせて、様々な製品を展開しています。
近年では、GM クルーズホールディングスLLC、ゼネラルモーターズと自動運転タクシーサービスの共同開発を進めるなど、海外パートナーとの戦略的なパートナーシップも強化。Hondaでは職種や部門に関わらず、当たり前のように世界を意識して仕事をすることができます。
海外展開の実績
世界20カ国以上に拠点があり、現地で開発・生産・販売を進めています。日本から国外の拠点に出張・駐在する機会も多く、実際に2,000人以上が駐在員として海外で勤務しています(2023年3月時点)。
また、グローバルに事業を展開する上では英会話能力が非常に重要です。そのためHondaでは「英会話能力を身につけたい」という意欲を持った従業員をサポートするため、eラーニングで自由に受講できる英語学習プログラムを用意しています。
グローバルなキャリアの事例
海外拠点に出張・駐在するだけでなく、国内にいながら現地法人や海外パートナーと連携する、海外でローンチする製品・サービスを開発するなど、部門や職種によって様々な海外との関わり方があります。ここでは職種ごとにグローバルな舞台で働いている従業員の事例を紹介します。
IT
国内にいながらグローバルに展開される製品やサービスを開発したり、海外のベンダーと連携して開発を進めることがあります。そのため自分の開発した製品・サービスの世界的な影響力を感じられます。海外拠点やグローバルで使用される社内システムなどに携わる場合は、出張や駐在のチャンスもあります。
戦略・企画
海外での新規事業の立ち上げ、商品企画、販売戦略の立案・推進などに携わるチャンスがあります。プロジェクトの内容や規模にもよりますが、数年単位で現地に駐在する従業員も多くいます。
研究開発
国内にいながら海外の現地法人やパートナーと共同して開発を進めることも、海外拠点に出張・駐在して現地で展開される製品の開発に携わる可能性もあります。
製造・物流
Hondaは世界中のサプライヤーから部品を購入しているため、購買・調達・物流などにおいてもグローバルな仕事が多いです。生産や設備保全に携わる職種では、海外の生産拠点に出張・駐在して新しい技術を展開する機会もあります。
コーポレート
各職種の領域内でジョブローテーションをして経験の幅を拡げていく方針であり、その一環として海外拠点に駐在するなどグローバルに活躍するチャンスがあります。